Abstract:

飲食店への子連れでの来店については、子供の年齢・飲食店の形態などによって対応に傾向はあるものの、最終的には各飲食店の判断によってその可否が決定されている。

近年、少子高齢化対策への注目に伴い、子育て環境の改善につながることから子連れ客容認を拡大すべきであるという議論がある。
一方で、子供の行動によって飲食店が提供するサービスが損なわれるのを防ぐために、飲食店側が来店を断るのは当然とする声もある。

本記事は飲食店における子連れ客に関する各々の立場での主張をまとめることを目的とする。